キュニョーの巨砲
撃てるのはせいぜい豆くらいなものですが。(PC閲覧推奨)
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「Twitterに関わるとブログを更新しない」っていう都市伝説は本当でしたね!(さわやかなえがおで)
という訳で、きっと閲覧なさっている方も少ないでしょうが、まったくもって皆様お久しゅうございます。
忘れておられる方も多々いますでしょうが、わたくし、湧点と申します。
この後一本、ついでとばかりに記事上げますけれど、またしばらく凍結状態になるかもしんないので、以後お見知りおきしなくてもいいです。
「女神の涙の攻略」を求めてこのブログに来た方。申し訳ありませんが、全然進んでいません。ていうかこの状況だと、また最初からやり直しですね。はっはー!
で、カテゴリー見て察した方もいらっしゃると思うんですけど、とどのつまり盛大にネタバレしながらの感想です。久しぶりの更新は、読書感想文です。大事なことなのでry
肝心の本の題名は「サクラダリセット7 BOY,GIRL and theSTORY of SAGRADA」。「サクラダシリーズ」の最終巻です。ちなみに、同時発売とかいう噂の本は手に入りませんでした。サティめ。
実は「氷結鏡界のエデン8」&「不完全神性機関イリス」が出た時点で、どばっと想像が働いていたので、更新題材はあった筈なんですけれどね、去年の年終わり頃には。
そっちは、前述の「ついでとばかりにもう一本」に当たります。
なんでひとつにまとめなかったかって、「サクラダ」感想と「氷結」考察という、性質の違う題材を一緒に書くのはどうかと思うじゃないですか。という訳で、当時考えてたのをざっくりと軽くして分割です。
長々と書いてしまってアレなので(本当に、久々なもので)、そろそろ本題に行こうかと思います。
あらかじめ述べておきますが、フィーリングで話半分どころか一厘程度に流しつつ読むことをおすすめします。細かいこと言っちゃやーよ!
という訳で、きっと閲覧なさっている方も少ないでしょうが、まったくもって皆様お久しゅうございます。
忘れておられる方も多々いますでしょうが、わたくし、湧点と申します。
この後一本、ついでとばかりに記事上げますけれど、またしばらく凍結状態になるかもしんないので、以後お見知りおきしなくてもいいです。
「女神の涙の攻略」を求めてこのブログに来た方。申し訳ありませんが、全然進んでいません。ていうかこの状況だと、また最初からやり直しですね。はっはー!
で、カテゴリー見て察した方もいらっしゃると思うんですけど、とどのつまり盛大にネタバレしながらの感想です。久しぶりの更新は、読書感想文です。大事なことなのでry
肝心の本の題名は「サクラダリセット7 BOY,GIRL and theSTORY of SAGRADA」。「サクラダシリーズ」の最終巻です。ちなみに、同時発売とかいう噂の本は手に入りませんでした。サティめ。
実は「氷結鏡界のエデン8」&「不完全神性機関イリス」が出た時点で、どばっと想像が働いていたので、更新題材はあった筈なんですけれどね、去年の年終わり頃には。
そっちは、前述の「ついでとばかりにもう一本」に当たります。
なんでひとつにまとめなかったかって、「サクラダ」感想と「氷結」考察という、性質の違う題材を一緒に書くのはどうかと思うじゃないですか。という訳で、当時考えてたのをざっくりと軽くして分割です。
長々と書いてしまってアレなので(本当に、久々なもので)、そろそろ本題に行こうかと思います。
あらかじめ述べておきますが、フィーリングで話半分どころか一厘程度に流しつつ読むことをおすすめします。細かいこと言っちゃやーよ!
本当に、まったくもってステキな青春恋愛話でした。
正直、読み終わって出てきたのがそれでしたね。
「徳島センスで散々いじられてる人が本出してる!!」の一点突破で買ったシリーズでしたが、いやぁ、いいもの読んだ。
ただ、6巻最後がアレだったんで、まさかのヒロイックな展開になるのかと思えば、その問題は一冊の三分の一くらいの辺りであっさりとクリア。
引っ張る事もなく呆気無いくらいさらーとクリアしてしまって、大分拍子抜けしました。
「花守の竜の抒情詩」(これも素敵なファンタジー恋愛小説でした)とか、どんだけ3巻(もっと言えば1巻終盤からの因縁)ひっぱったと思ってんすか!
ケイの涙の描写も薄くてだなぁ……ケイの名前の由来で、ぐっと来すぎたせいか?
まぁ、そのあっさり具合も、ケイの優秀さを指し示す描写と思えば、さもありなん。
それから、春埼さんマジ女の子。
このこ、かっわいーなー。相馬さんとの修羅場は、5巻のが面白かったかな、と思いつつ、いやでも可愛いね。
7巻の修羅場は、5巻以上に深いものになったのではないでしょうか。忘れてしまった5巻の一場面も思い出した事ですしね。
それにしても春埼母や、娘にそんな態度取られて不審に思わなかったんでしょうか。親子の会話シーンでは、その一点だけが超気になりました。きっとめっちゃくちゃ大らかな方なんでしょうけれども。
んでだ。
正直、これを「普通の青春恋愛小説」だと思う人はいくらいるのか、とも思いました。
この小説の恋愛描写は、あんまりスパイスを入れてないからその味を感じられないけど、たまに当たってそのスパイスを噛み砕いて味わってしまったときみたいな、そんななんともいえないレア感を感じます。例えが意味不明である。
いやまぁ、恋愛主軸の組み立て方してるんだけどもさ、このお話。
なんていうかねぇ、ケイがあまりにも優秀すぎる。春埼もケイも感情を露わにしないタイプではあるのだけど、「ここは恋愛パートなんですよー」というアナウンスを上手く記憶に留めないと、それ以外の冷徹な部分の描写に全て持っていかれそうな感じ。特に7巻は。
春埼(か智樹)と一緒にいるときは、わりかし相応で不器用な感じなんですけど、7巻は特に“超越者”という印象を受けました。周りの人を上手く使っている(というとアレだけど)だけなのに、こいつの万能感はなんなんだ。上手く使えるからか。それだけ、判断が的確ということでもある。
対する春埼もまた、“ケイに使われる”立場の人間ではありますが、その他と違うのは“ケイが求めている”ただ一点。されど一点で、相馬が世界なら、春埼は宇宙規模なんじゃないですか。智樹の言葉じゃないけど。
さてはて、既刊分まるっと含めて所々に入るふたりの描写以上に気になるのが、「正しい」と「間違わない」の記述の多さ。
作者は「聖なる(サグラダ)」もテーマです、と言っていたんですけど、どっちかってーと「正なる」と表記した方がしっくりくるような。いえ、「聖」には「正」の要素を多分に含むものではありますし、ケイは春埼を、春埼はケイを神聖視しているので、そういう意味では「聖なる」がまさしく、なんでしょうが。
説教くさいとか言って読まない人多そうだよなぁ。あるいは、綺麗事(あるいは中二病くささ)が過ぎて合わないって人。
SFとか恋愛の要素はもちろん、その“綺麗事”もいっしょくたに、素直に楽しめる人が一番いいのは、まぁ言うまでもありません。
それはそうと、この本って、読む人が読めば“徳島センス”を感じ取れるんでしょーか。残念ながら、私はそのアンテナを持っていないので、受信することが出来ませんでした。
正直、読み終わって出てきたのがそれでしたね。
「徳島センスで散々いじられてる人が本出してる!!」の一点突破で買ったシリーズでしたが、いやぁ、いいもの読んだ。
ただ、6巻最後がアレだったんで、まさかのヒロイックな展開になるのかと思えば、その問題は一冊の三分の一くらいの辺りであっさりとクリア。
引っ張る事もなく呆気無いくらいさらーとクリアしてしまって、大分拍子抜けしました。
「花守の竜の抒情詩」(これも素敵なファンタジー恋愛小説でした)とか、どんだけ3巻(もっと言えば1巻終盤からの因縁)ひっぱったと思ってんすか!
ケイの涙の描写も薄くてだなぁ……ケイの名前の由来で、ぐっと来すぎたせいか?
まぁ、そのあっさり具合も、ケイの優秀さを指し示す描写と思えば、さもありなん。
それから、春埼さんマジ女の子。
このこ、かっわいーなー。相馬さんとの修羅場は、5巻のが面白かったかな、と思いつつ、いやでも可愛いね。
7巻の修羅場は、5巻以上に深いものになったのではないでしょうか。忘れてしまった5巻の一場面も思い出した事ですしね。
それにしても春埼母や、娘にそんな態度取られて不審に思わなかったんでしょうか。親子の会話シーンでは、その一点だけが超気になりました。きっとめっちゃくちゃ大らかな方なんでしょうけれども。
んでだ。
正直、これを「普通の青春恋愛小説」だと思う人はいくらいるのか、とも思いました。
この小説の恋愛描写は、あんまりスパイスを入れてないからその味を感じられないけど、たまに当たってそのスパイスを噛み砕いて味わってしまったときみたいな、そんななんともいえないレア感を感じます。例えが意味不明である。
いやまぁ、恋愛主軸の組み立て方してるんだけどもさ、このお話。
なんていうかねぇ、ケイがあまりにも優秀すぎる。春埼もケイも感情を露わにしないタイプではあるのだけど、「ここは恋愛パートなんですよー」というアナウンスを上手く記憶に留めないと、それ以外の冷徹な部分の描写に全て持っていかれそうな感じ。特に7巻は。
春埼(か智樹)と一緒にいるときは、わりかし相応で不器用な感じなんですけど、7巻は特に“超越者”という印象を受けました。周りの人を上手く使っている(というとアレだけど)だけなのに、こいつの万能感はなんなんだ。上手く使えるからか。それだけ、判断が的確ということでもある。
対する春埼もまた、“ケイに使われる”立場の人間ではありますが、その他と違うのは“ケイが求めている”ただ一点。されど一点で、相馬が世界なら、春埼は宇宙規模なんじゃないですか。智樹の言葉じゃないけど。
さてはて、既刊分まるっと含めて所々に入るふたりの描写以上に気になるのが、「正しい」と「間違わない」の記述の多さ。
作者は「聖なる(サグラダ)」もテーマです、と言っていたんですけど、どっちかってーと「正なる」と表記した方がしっくりくるような。いえ、「聖」には「正」の要素を多分に含むものではありますし、ケイは春埼を、春埼はケイを神聖視しているので、そういう意味では「聖なる」がまさしく、なんでしょうが。
説教くさいとか言って読まない人多そうだよなぁ。あるいは、綺麗事(あるいは中二病くささ)が過ぎて合わないって人。
SFとか恋愛の要素はもちろん、その“綺麗事”もいっしょくたに、素直に楽しめる人が一番いいのは、まぁ言うまでもありません。
それはそうと、この本って、読む人が読めば“徳島センス”を感じ取れるんでしょーか。残念ながら、私はそのアンテナを持っていないので、受信することが出来ませんでした。
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HN:湧点性別:女性趣味:ゲームとお絵かき自己紹介:ぽちぺこぽちぺこと日々を文章化しています。
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現在は徐々に絵を載せるペースを上げたいところ。
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後輩たちとやっているデモパラセッションのリプレイが載る予定のサイト。いまどうなっているのかは、あんまり考えたくない。
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メインはポケ擬企画です。